トという草の根からつくったどくを矢にぬってえ物をしとめるなど,すぐれた生活の知 オヒョウの木の皮からせんいを取って糸をつむぎ,はたおり機にかけておってつくったアットゥシという着物を着ていました。もようは,モレウ(うずまきもん)やアイウシ(かっこもん)といってまよけのはたらきがあったと言われています。 マレックという道具でサケをとっていました。マレックは,先にくふうがしてあり,とった魚をにがさないようにつくられていました。 しかやくまなどは,弓矢を使ってつかまえました。また,トリカブ恵を持っていました。ちえ マレック アットゥシ チェプケリ110 弓矢でしかをとる様子アイヌの人たちの道具 アイヌの人たちは,食べ物をとるために,どんな道具を使っていたのでしょうか。アイヌの人たちの着物 アイヌの人たちは,どんな服を着ていたのでしょう。「冬には,毛皮の服を着たり,サケ皮のくつ(チェプケリ)をはいたりして,身近にあるものをじょうずに利用していました。」
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