特徴・誕生からの経緯
新得生まれのニュースポーツ「フロアカーリング」
特 徴
・非常に覚えやすいルール
・氷上のカーリング同様に作戦を立てゲームメイクすると一層面白みがある
・主に腕を使うが、フロッカーを押し出すなど適度な全身運動
・準備が簡単(バドミントンコートの縦半分を使用)
・老若男女、身体に障がいがあっても誰でも気軽に楽しめる
・子どもから高齢者までが一緒にゲームを楽しめる
・季節や天候に左右されない
誕生からの経緯
年 | できごと |
平成5年 1月 | 新得町の体育指導委員が広尾町の「アイスストッカー」に刺激を受け、天候に左右されない屋内競技を検討。 |
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「誰でも楽しむことができるもの」「新得らしさを求めたニュースポーツ」をコンセプトに、カーリングのストーンを木製のキャスター付「フロッカー」(当時は「ウッド」)に変えた「フロアカーリング」を考案。 | |
町内で家具等の製作を行っている聴覚障害者授産施設「わかふじ寮」に製作協力を依頼。ぶつかり合ったときの「音」を心地よいものにするため、材質にこだわり「カバ」の集成材使用。 キャスターも床を傷つけず、滑りの良いものをと試行錯誤を繰り返しながら現在のものに決定。 | |
平成6年 | 町内を中心に普及活動に入る。 初心者教室や指導者講習会を企画 |
平成8年 | 徐々に普及を図る中で、町民を対象とした「第1回しんとくフロアカーリング大会」を開催。 |
平成9年 | 町内の小学校と福祉施設などに用具を備え、更なる普及を図る。 また、この年、公式競技規則を制定、ルールブック、パンフレット、ビデオなどを製作。 |
平成10年 | 「第1回北海道フロアカーリング交流大会」開催。 初めて町外からの参加者を受け入れる。 |
平成11年1月 | 大阪市に本社を置くレクリェーション用具の企画開発販売会社「サンラッキー」と提携し、全国販売に踏み切る。 |
同 年 2月 | 東京都でニュースポーツ全国指導者講習会が開催され、フロアカーリングを紹介。 |
同 年 3月 | 町体育指導委員協議会が中心となり「日本フロアカーリング協会」設立。 |
全国販売を契機に、全道大会を格上げした「第1回全国フロアカーリング交流大会」を新得町で開催。 | |
平成14年8月 | 「日本フロアカーリング大阪支部」設立。 大阪を中心とした関西地方での普及を強化。 |
同 年 10月 | 「第4回全国フロアカーリング交流大会」に道内10市町村より過去最多の41チーム、117名の参加者を迎える。 |
平成15年1月 | 遅ればせながら、初の日本フロアカーリング協会単独事業となる「第1回町民みんなで楽しむフロアカーリング大会」を開催。町民を対象とした大会としては初めて参加者が100名を越える。 |
平成15年3月 | 道内各地へフロアカーリングの普及を図るため、道東地域(標津町・別海町・羅臼町)に出向き普及活動を本格的に開始する。 |
同 年 7月 | 十勝管内への更なる普及のため、第1回全十勝フロアカーリング交流大会、12月町内の子どもたちを対象に、第1回小学生フロアカーリング交流大会を日本フロアカーリング協会事業として企画・開催。 |
同 年 12月 | 北海道教育委員会事業であるニュースポーツ指導者養成講習会(浦河町)において、フロアカーリングの指導・普及を図る。 |
平成16年2月 | 札幌市で開催された全国生涯スポーツコンベンションにおいて、新得町発祥フロアカーリングのPRと用具製作工程パネルを掲示し全国へ発信。 |
平成17年4月 | 地元新得町内に愛好組織として、新得町フロアカーリング協会が設立。 |
平成19年10月 | 「第9回全国フロアカーリング交流大会」に、本州から埼玉県のチームが参加し、名実ともに全国大会となる。 |
平成20年10月 | 節目となる「第10回全国フロアカーリング交流大会」が行われ、本州からは、埼玉県、愛知県からの参加があり、参加者は160名を超える大会となる。 |
平成22年9月 | 新千歳空港で開催された「空の日」イベントの中で、フロアカーリング紹介を行い、日本各地はもとより海外の方にも体験をしてもらう。 |
同 年 10月 | 「第12回全国フロアカーリング交流大会」では、参加者が初めて200名を越える。 |
平成23年 ~ | 全国各地からの照会、全道各地からの派遣指導依頼をとおし、更なる普及を図っている。 |
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