日本百名山トムラウシ山
日本百名山に選定されているトムラウシ山は標高2,141m。百名山の中で唯一山名がカタカナです。北海道の屋根といわれる大雪山国立公園のほぼ中央に位置し「大雪の奥座敷」と称されます。また昔から「カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)」として崇められています。
手つかずの大自然で生きる動植物たち
山頂北側に広がるロックガーデンなどの岩場には、氷河期を乗り越えたと言われる「エゾナキウサギ」が生息しています。また、トムラウシとはアイヌ語で「花の多いところ」を意味するとも言われているように、多種多様な高山植物が植生しています。
トムラウシ山が見せてくれる景色
トムラウシ山は非常に奥深く、広大な花畑や湖沼などの大自然がありのままの姿で残っています。
トムラウシ山の風景・ポイント
この一覧は2019年8月発行の広報しんとくから抜粋したもので内容は当時のものです。
登山の際は、しっかりと準備して臨んでください。
大雪山系は2,000m級の比較的標高の低い山岳ですが、緯度が高いため気象条件が厳しく、本州の3,000m級の山に匹敵します。7月でも至る所に雪渓が残り、最低気温が氷点下になることもあります。登山の際は、入念な計画、登山に関する知識の習得、装備や食料の準備、登山届(登山計画書)の提出など、必要な準備を整えた上で臨んでください。
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